専攻医の一日の動き

当科の専攻医の一日をご紹介します。

  1. 8:50
    申し送り、ベッドコントロール、
    回診

    病棟に多職種が集まり、当直医より当直帯の申し送りがなされます。 また、入院患者さん、外来患者さんの動向を共有します。その後、精神保健指定医による保護室回診、拘束回診が行われます。 また、週1回、主任教授による総回診が行われます。

    申し送り、ベッドコントロール、回診
  2. 10:30
    ニューケースカンファレンス、
    チャートカンファレンス(火曜日)

    週1回、直近の1週間に入院した患者さんに関して、受持医がプレゼンテーションし、医師、病棟看護師、精神保健福祉士で共有します。 また、ここで、診断や治療方針に関してもディスカッションします。
    その後、各診療チームに分かれ、チーム内の各患者さんの現行の治療、今後の方針などに関して多職種でディスカッションします。

    ニューケースカンファレンス、チャートカンファレンス
  3. 12:00
    昼休み

    医局の雰囲気

    病棟の隣にカンファレンスルームがあり、そこが病棟医の休憩の場にもなっています。学年を超えて医師同士で患者さんの治療方針等に関して相談する光景も見られ、また、医局秘書の手作りのパンやおにぎりが振る舞われることもあり、アットホームな医局を象徴する場となっています。

    お昼休憩
  4. 13:00
    修正型電気けいれん療法(水・金曜日)、
    病棟業務、リエゾン業務

    毎週水曜日、金曜日に、ナースステーションに隣接する電気けいれん療法室で、麻酔科医立ち合いの下、修正型電気けいれん療法が行われます。病棟内で修正型電気けいれん療法が行えるのも北里大学病院精神神経科病棟の特長です。また、それ以外の時間は、受け持ち患者さんの回診、検査のオーダー、ご家族の方々への治療経過説明などの病棟業務を行います。他の診療科からリエゾン依頼があった場合、リエゾンチームがその病棟に出向き、患者さんの診療に当たります。

    修正型電気けいれん療法、病棟業務、リエゾン業務
  5. 16:30
    申し送り

    その日の当直医への病棟、外来、リエゾンの患者さんの申し送りを行います。

  6. 17:30
    医局会(火曜日)

    週1回、医局会が開催され、医局内での連絡事項などを共有します。その後は抄読会、勉強会、ケースカンファレンスなどが行われます。

外来について

専攻医1年目以上から外来診療を担当します。初診は上級医が担当するため専攻医は再診外来が主となり、じっくりと経験を積むことができます。 神経症圏から統合失調症、気分障害や器質性疾患など幅広い症例を経験することができます。

外来について