入局募集
知識を深めるほど
世界が広がる精神科
専攻医は、本研修プログラムの基幹施設である北里大学病院精神神経科で主に研修し、精神科医としての基本的な知識を身につける。入院患者の受け持ち医となり、指導医からのマンツーマンの指導を受けながら、看護師、心理士、ソーシャルワーカー、作業療法士、薬剤師などの多職種と連携を図ったチーム医療の一員として患者さんに関わり、的確な診断と適切な治療の過程を学ぶ。また、他科に入院・通院中に精神症状ないし心理的問題が出現した患者への対応を行うリエゾン・コンサルテーションについても指導医の指導をうけながら経験を重ねる。
北里大学病院精神神経科は約40床の急性期病床を持ち、神奈川県精神科救急システム基幹病院、司法精神医学に関する入院等という特徴を有しています。外来受診患者数は300名/日を超え、児童精神科をはじめ、依存症や認知症、睡眠など多分野にわたる専門外来を有しています。豊富な教育施設・教育スタッフの元、Webによる勉強会も定期的に行っています。
北里大学医学部精神科における専攻医研修プログラムの特徴
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1.充実した施設
北里大学医学部精神科学教室は、42床の入院ベッドを有した閉鎖病棟(うち7床は保護室)、修正型電気けいれん療法ユニット、終夜脳波検査室(1床)、1日平均300人前後の精神神経科外来、各種専門外来、神奈川県精神科救急システム基幹病院、司法精神医学に関係する入院、リエゾン・コンサルテーション診療等を特徴とする北里大学病院を研修施設として有しています。専攻医研修は教育スタッフの豊富な同院での研修や勉強会への参加をもとに行います。
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2.様々な領域の専門家
講師クラスの教室スタッフに様々な領域の専門家がいますので、相談や討論をしやすい環境で研修できます。
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3.精神保健指定医取得が可能な研修
大学病院としては珍しく措置入院を受け入れていますので、大学病院内の豊富なスタッフの基で精神保健指定医取得に必要な症例に関する研修を行うことができます。
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4.募集人数
研修プログラムの組み方によって研修できる人数は調整できますので、現時点では募集人員に制限は設けていません。
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5.関連病院
研修期間中の教育関連病院は、夕方から夜の時間帯に大学で研究会等があっても戻って参加できる距離にある病院としました。
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6.柔軟に対応可能な研修期間
研修場所や研修期間は、各人の関心や経済的問題等を考えながら相談して決めたいと思います。今回、後期研修最初の1年間を、大学病院よりも収入の多い教育関連病院で研修するプログラムを設けて、経済的な問題を解決しやすくしました。
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7.児童精神科研修
一般精神科の研修に加えて、児童精神科を専門的に研修できるプログラムがあります。
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8.育児と仕事の両立
育児施設のある病院を教育関連病院として確保する等、結婚や出産、育児等と仕事の両立についても、無理のない研修プログラムを作りたいと考えていますので御相談ください。