臨床
最大規模の病床数で
多種多様な症例と研修
北里大学病院精神神経科は、42床の入院ベッドを有した閉鎖病棟(うち7床は隔離室)、m-ECTユニット、終夜脳波検査室を有し、統合失調症、気分障害、神経症、認知症、症状・器質精神病、てんかん、アルコール・薬物依存など、さまざまな精神疾患の治療にあたっています。また当院は、神奈川県の精神疾患救急医療システムの基幹病院として重要な役割を担っており、措置入院などが必要な重症患者の受け入れを長年にわたり積極的に行っております。そのため、大学病院の経験豊富なスタッフのもとで、精神保健指定医取得に必要な症例に関するほぼ全ての研修を行うことができます。
さらに急性期治療だけでなく、作業療法などのリハビリテーションやアウトリーチチームによる在宅支援も行っており、多種多様な精神疾患のどのような時期にも対応できる精神科医療の実践を目指しています。
また、外来診療部門における外来患者数は、ここ数年1日平均300人前後で推移しておりますが、大学病院としての専門性と高度な医療を提供すべく、各種専門外来の充実も図っており、てんかん、認知症、依存症、睡眠障害、児童精神など多種にわたる専門外来を設置しています。